【更新情報】このページは2018年12月15日に再編集しています。
この記事ではMVNOサービスが提供している格安スマホを利用することで通信費を削減し生活コストにアプローチする方法を解説しています。
また下記のような情報にも触れています。
[aside type=”boader”]- 格安スマホの通信速度と数値
- 格安スマホを使うことでコストが削減できる金額
- 各社格安スマホが利用できるMVNOサービス
それでは本題です。
便利で無くてはならない存在になったスマートフォンですが、高額な月額料金が生活コストを上げる要因の一つでは無いでしょうか?
このような通信費の影響から軽自動車が選ばれホンダのN-BOXがヒットしている理由ではないかと分析するネット記事を拝見しました。
(財経新聞様の記事でしたが現在は読むことがかないません。)
しかし少々コストがかかってもスマホは必需品です。
なぜなら近頃の季節を問わない異常気象や天候の影響で電車などの交通機関がいつ乱れるか予測できません。
常に運行情報をチェックする必要がありますから、やはり高い月額料金を払っても現在の環境にはスマホは必須です。
そこで今回は通信費の実態とその解決策として格安スマホをとりあげてみたいと思います。
高額化するスマホの月額料金の実態
2018年現在では大手の携帯会社のドコモやau.ソフトバンク3社でスマホを持った場合月額料金は一般的に1回線あたり約8000円という統計が出ています。
実際にぼくの友人にもこの金額ぐらいの月額料金を払う人がやはり多いです。
端末価格が安いアンドロイド端末を選ぶのか?新機種のiPhoneを選ぶかによって若干の月額費用の違いは発生しますがだいたいのスマホユーザーさまはこの金額に当てはまるのではないでしょうか?
一世帯あたりのスマホを含む通信費は?
スマートフォンを4人家族でそれぞれに端末を持った場合には1契約を8000円として単純計算で世帯全員で32000円となります。
さらにおそらくどのご家庭でもインターネットの光回線契約を利用しますからネット回線の料金を月額5000円としましょう。
するとスマホとネット回線を年間の支払い合計は44万4千円になりますから通信費がどれだけ家計を圧迫しているのかわかります。
昔話で申し訳ないのですが携帯電話が存在しない頃は電話回線の契約費用を払ってしまえば毎月の基本料金と通話料金を合わせても5000円ほどでした。
例えばお給料30万円の中で5000円ならわずか1.66%を占めるに過ぎません。
しかし現代ではどうでしょうか?先ほどのスマホ4端末分の月額料金合計が占める割合はおよそ給料30万円の中で10%を占めています。
この様に考えてみるといかに携帯電話やスマホの料金が家計の負担となっているか良く分かります。
でもこれだけで済めばまだ良い方でしょう。
映画やドラマ、アニメを楽しむ事ができる動画配信サービスをオプションで追加していれば更に通信費は膨らみます。
もう通信費破産です。
お金がかかるのはもちろん通信費だけではありません。
子供さんがいらっしゃるご家族なら当然に学費や塾の月謝も必要となります。
最近お腹が出てきた旦那さまの医療保険や生命保険も加入が必要となるでしょう。
奥様のお身体やお顔のケアにもお金は取っておきたいですよね?
じゃあ結果的に自動車の選択肢は比較的維持費がかからない軽自動車となるのは当然の選択です。
その軽自動車の中から検討の結果、比較的デザインがスッキリしててママとパパのどちらが運転しても違和感のない軽自動車としてウケたのがホンダのN-BOXとなったのではないでしょうか?
スマホの通信費を改善する方法は?
経済的に維持費が安く済む軽自動車を選んでも通信費の問題はやはり頭の痛いテーマです。
【関連記事】ホンダN-BOXにディーラー見積もりより9千円も安くタイヤ交換した方法とは?
そこで通信費の問題を解決する方法として検討したいものがMVNOと呼ばれる格安スマホやデータSIMの存在です。
大手キャリアの通信網を使ったMVNOのサービスは最近とても充実してきているので現在使っているスマートフォンのSIMカード(別名 UIMカードあるいはUSIMカードと呼ばれることもある。)に差し替えるだけで利用できる環境になってきています。
実際の運用にはプロファイルの設定が必要となりますがそれほど難しい内容ではありません。
契約後に郵送されるSIMカードと一緒に同封されているガイドブックなどの説明マニュアルにプロファイル設定方法の解説が必ずあります。
サポートサービスもあり問題なく対応出来るでしょう。
もし現在の通信費が家計の大きな問題となっているのであれば格安スマホの運用は検討したいテーマとなります。
【関連記事】格安SIMのデーター通信プランとワイマックス製ホームルーターSpeed Wi-Fi HOME L01で構築する自宅ネット環境の結果!
各キャリアごとに対応するMVNO会社
大手携帯会社の3社に対応する代表的MVNO通信会社をまとめてみます。
MVNO各社の料金プランはそれぞれ若干の違いはありますが概ね揃っている印象です。
例えば6ギガの通信容量と通話機能を備えたデュアルタイプのSIMカード契約なら月額2000円前後の金額になります。
<ご注意とお願い>
通信事業会社ごとに利用する回線網の違いがあり使用するスマホ端末が限定されます。
従って場合によっては携帯キャリア販売店にて現在お使いのスマートフォン端末のSIMロック解除を行うことで制限なく各社の格安SIMを運用できることになります。
よろしくお願いいたします。
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[aside type=”boader”]
- タイプD(NTTドコモ回線)
- タイプA(au回線)
- ドコモプラン(Dプラン)
- auプラン(Aプラン)
- auの回線網を使ったMVNO会社となるのでドコモ端末は利用できません
- タイプD(ドコモ網)
- タイプA(au網)
- NTTドコモ回線網を使ったMVNO会社となるのでau端末やソフトバンクは利用できません
- ソフトバンク4G LTE 下り最大 350Mbps
- ソフトバンク4G 下り最大 612Mbps
ビッグローブ(BIGLOBE)
受信最大788Mbps
受信最大708Mbps
両プランともに6ギガの通信容量と通話プランの月額2150円(税抜き)
こちらの記事でビッグローブモバイルの使い方を説明しています。
【関連記事】ビッグローブモバイルのプロファイル設定方法|格安SIMを使えばこんなに携帯料金が安くなります。
[/aside] [aside type=”boader”]マイネオ(mineo)
受信最大788Mbps(下り)
受信最大708Mbps(下り)
両プランともに6ギガの通信容量と通話プランの月額2190円(税抜き)
マイネオについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
【関連記事】【マイネオ 】通信速度とメリット・デメリットを評価!実際に使って見た印象を徹底レビュー!
[/aside] [aside type=”boader”]UQモバイル(UQmobile)
受信最大225Mbps(下り)
6ギガの通信容量と通話機能のプランMの月額2980円(税抜き)
※2年後以降は3ギガに容量制限となりますのでご注意ください。
こちらの記事でUQモバイルのスペックや導入方法を説明しています。
【関連記事】ソフトバンク携帯の通信障害対策!UQモバイルのデータSIMでリスク回避が可能です!ドコモユーザーも必見。
[/aside]こちらの記事で実際にマイネオ・UQモバイル・ビッグローブのシムカードを使って通信速度を評価しています。
【関連記事】格安SIM3社の比較レビューまとめ!ビッグローブ・UQモバイル・マイネオそれぞれの通信速度を評価してみました!
マイネオ・UQモバイルの導入についてはこちらの記事も参考にしてください。
【関連記事】マイネオ・UQモバイルのデータ通信プランとSpeed Wi-Fi HOME L01の使い方!プロファイル初期設定について解説!
ミオフォン(IIJmio)
下り最大788Mbps(クーポン適用時)
下り最大370Mbps(クーポン適用時)
*クーポン非適用時最大200kbps
両プランともに6ギガの通信容量と通話プランの月額2220円
2018年5月8日までのキャンペーンプランで6ギガ→9ギガで1920円
IIJ IIJmio SIM 音声通話 パック みおふぉん IM-B043
[/aside] [aside type=”boader”]OCNモバイルONE(オーシーエヌモバイルワン)
受信最大788Mbps
6ギガの通信容量と通話プランの月額2150円(税抜き)
[/aside] [aside type=”boader”]ソフトバンク(Softbank)系のMVNOサービス
<ワイモバイル(ymobile)>
*実行速度 72〜125Mbps
ワイモバイル(Y!mobile)SIMスターターキット ナノ(iPhone5~7他対応)音声通話/データ通信共通(契約事務手数料 無料) ZGP681
[/aside]ワイモバイルの詳細
ワイモバイルのSIMカードは残念ながら契約する機会がなく不確かな情報となりますこと先にお詫びいたします。
ソフトバンクのスマホで運用できるMVNOの通信事業者は今の所ワイモバイルが思い当たります。
ワイモバイルのSIMカードが利用できる端末を公式サイトから確認いたしましたが基本的にはSIMロック解除が必要であるとアナウンスされています。
しかしエリアのカテゴリで伝えられているようにソフトバンクのネットワークで高速&高品質という文言が盛り込まれています。
エリアカテゴリーからジャンプする詳細ページはソフトバンクの通信エリアを説明するソフトバンク公式サイトへと誘導されますのでソフトバンク端末のiPhone(アイフォン)あるいはAndroid(アンドロイド)端末であればほぼ間違いなくワイモバイルのSIMカードで運用できると考えられます。
この曖昧な情報を確実なものにしたいのですがワイモバイル公式サイトでは他のMVNOの通信事業会社のようなチャットサービスの対応が無く確認が叶いません。
申し訳ないのですがソフトバンクのスマートフォンをお使いでymobileへの格安SIMの乗り換えを検討の方は基本的に端末のSIMロック解除が必要という想定でご理解をお願いいたします。
もちろんdocomoやauといったキャリアの端末をお使いでワイモバイルSIMの運用をお考えであればSIMロック解除は必須です。
MVNOの格安SIMを使うことでどれぐらい通信費を安くできるのか?
それではMVNOの通信会社の格安SIMに乗り換えることでどれほど通信費を抑えることができるのでしょうか?
ビッグローブの通話機能が付いたデータSIMをサンプルに確認してみましょう。
ある程度通信容量に余裕をもたせたプランで6ギガ(6G)のコースでも月額2,150円となります。
大手の携帯キャリアで契約していれば月額8,000円ほど支払っている状態から一気に2千円台までコストを下げることが可能になります。
これが4人家族で運用するとなるとかなりの金額になりますね。
2,150×4=8,600円
8,600×12=103,200円
8.000×4=32,000円
3.2000×12=384.000円
大手携帯キャリアからビッグローブへ乗り換えると年間280.800円もの資金を浮かすことが可能になります。
まとめ
いかがでしょうか?
携帯電話の通信費用が家計を逼迫させるようであれば格安スマホと通話機能とデータ通信プランが付帯するSIMカードを運用することで大幅なコスト改善が可能となることが分かりました。
このまま指を加えて通信費にお金を溶かし続けるのか?あるいは積極的に情報を集め経済的な改善を図るのかはあなた様次第です。
実際ぼくも格安SIMに乗り換えて通信費を大きく抑えることが出来ました。
技術的にも設定方法としても難しいことはございません。
今回の記事でまとめたことが参考になりましたら嬉しく思います。
【関連記事】ソフトバンク携帯の通信障害対策!UQモバイルのデータSIMでリスク回避が可能です!ドコモユーザーも必見。
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