怪我の保険と医療保険はどのように選んで加入されていますか?
ぼくは現在この両方の保険に加入し月額の掛け金の合計はおよそ8千円ほどの支払いです。
しかし代理店任せでしっかり内容を把握していなかったことで補償内容が重複していることに気づきました。
骨折などの怪我があった場合に医療保険でも補償されるのにわざわざ怪我の保険にも別途加入し余分な保険料を払っていたのです。
しかしケガの保険には過失によって他人さまに損害を加えた場合に賠償責任を補償する特約が付帯しています。
柴犬を飼っている我が家では飼い犬がもし人様に噛み付き怪我をさせてしまう万一に備え加入しておく必要があります。
とは言え医療保険に加入し骨折などの入院補償もカバーできている状況のなかケガの保険加入での重複は費用面でもムダになっています。
そこで今よりも低い掛け金で加入できる賠償責任特約を準備した傷害保険をピックアップし乗り換えを前提とする比較材料を整理してみました。
各社傷害保険の内容には入院や通院した場合など盛りだくさんの補償があるのですが今回は個人賠償責任の補償内容と月額保険料をメインに取り上げていますのでご了承ください。
現在加入している保険種類と必要性
- ケガの保険(現在月額¥3600の保険料)
日常生活賠償特約(個人賠償責任)と自身のケガが補償され病気などは補償されない。
- 医療保険(現在月額¥4100の保険料)
病気による入院になった場合補償を受けることができる。
しかし骨折やケガの入院についても補償され上記のケガの保険と重複してしまう部分がある。
個人賠償責任保険の必要性
しっかりと医療保険で補償出来ていればケガの保険は不要となるが個人賠償責任が発生した場合を想定して加入しておく必要がある。
個人賠償責任に加入しておきたいいちばんの理由は柴犬を飼っているのでペットが万一、人様を怪我させてしまった場合の補償体制をとっておきたい。
医療保険のほうでケガの入院となった場合の補償がしっかりしているプランに加入しておけば個人賠償責任保険の補償を重視した損害保険を選ぶことで掛け金のムダを省きたいと思います。
掛け金が低い個人賠償責任保険プランを提供する保険会社を7つピックアップ
- あいおいニッセイ同和損保 ケガの保険 タフ
- コープのケガの保険 傷害一時金プラン 入院日額プラン
- au損保 本人プラン 家族プラン
- チューリッヒ保険
- 三井住友海上 GKケガの保険
- 府民共済
- 全労済
各々の保険会社の賠償額と月額保険料
[box class=”glay_box” title=”あいおいニッセイ同和損害保険のケガの保険「タフ」の内容”]- 個人賠償責任補償額
免責金額なし1億円まで補償
- 月額保険料(ベーシックプラン夫婦型)
¥1840[/box] [box class=”glay_box” title=”新コープケガの保険の補償内容と月額保険料”]
- 傷害一時金プラン
免責金額なし1億円(本人と家族をまとめて補償)
月額保険料 ¥830
- 入通院日額プラン
個人賠償責任 免責なし1億円(本人と家族まとめて補償)
月額保険料
入院日額¥7500の補償で月額料金¥1400
入院日額¥5000の補償で月額料金¥900
※新コープケガの保険加入はコープの組合員となる必要があり、組合員となるためには出資金を預けることで可能となります。[/box] [box class=”glay_box” title=”au損保(家族タイプ)”]
個人賠償責任 免責なし1億円
月額保険料
ブロンズコース ¥580[/box]
[box class=”glay_box” title=”チューリッヒ保険会社スーパー傷害保険の内容”]
個人賠償責任 免責なし5000万円
月額保険料 ¥1023(年払い¥12280)[/box]
[box class=”glay_box” title=”三井住友海上の傷害保険「GKケガの保険」の内容”]
- 公式サイトからの一般向け傷害保険の内容
個人賠償責任 免責なし3億円
月額保険料 ¥1160
- 現在加入中の代理店契約の内容
個人賠償責任 免責なし3億円
入院 ¥10000
通院 ¥5000
月額保険料 ¥3630[/box]
[box class=”glay_box” title=”府民共済の個人賠償責任保険の内容”]
個人賠償責任 1億円
保険料(年額)¥1680
※個人賠償責任保険単独での契約は不可。別途生命共済への加入が必須。[/box] [box class=”glay_box” title=”全労済の傷害保険「傷害安心タイプ」の内容”]
個人賠償責任 1億円(同居同一生計の家族まで補償)
月額保険料 ¥1200 [/box]
以上の7つの保険会社を比較してみて

個人的には今回の比較で上がってきたau損保での保険に加入する方向で検討を進めたいと考えています。
ただし個人賠償責任の補償部分だけに注目しているのでケガの補償条件を含めた基準で比較するとまた違う判断結果が出て参ります。
今回はあくまで医療保険に加入している前提条件で個人賠償責任特約を付帯する傷害保険を選んでみました。
できるだけ重複を避け月額保険料を抑えたなかでバランスよく医療保険とケガ、個人賠償責任保険に加入しておくためには代理店任せではなく自分自身で情報を集める根気が大事だと思います。
けれどもお仕事やご家庭の事情で忙しい我々にとってはなかなかじっくりと腰をすえて保険商品を比較する時間はありません。
だからどうしても保険代理店に丸投げで進められるまま加入しているのが現状ではないでしょうか?
代理店の全てがいい加減な人間ではないと思います(思いたいですが・・・)。
しかし彼らも新規顧客を集め契約をどんどんと増やして行けなければ商売が成り立ちません。
そうなると結果的に顧客の契約状況をつぶさに把握することが難しくなって行き顧客目線での契約内容と対応ができなくなって行きます。
ひどい言い方になりますが最終的には代理店は契約さえ取れれば良いという考え方になり加入する保険内容の重複内容なんてまるで考えていません。
そうです重複のムダを省けばそれだけ彼らの利益が減るのでどんどんムダな特約を付加させるのが代理店の仕事と言って良いでしょう。
ですから彼ら代理店や保険会社の【養分】とならない為に契約者側でもある程度は情報を抑えておくことが必要になってきます。
その上で保険相談窓口や代理店を必要な結論を導きだす方法として無料相談の利用を考えて見ましょう!
ご参考になれば幸いです。

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